日本語教師になろうと思ったきっかけ①
10年間の専業主婦生活の後、次女が小学生になったのをきっかけに、
お菓子屋さん(和菓子&ケーキ)で週に数日のアルバイトを始めました。
そのまま2年ほど経ったあるとき、長女の幼稚園時代のママ友と久しぶりにランチする機会があったのですが、彼女は仕事を辞めて認知症のお母さんのお世話をしているというではありませんか。
とても驚きました。
30代半ば。 自分の親はやっと60歳になったばかりですこぶる元気。
介護なんて考えてみたこともなかったのです。
でもその時、
「子どもにまだお金がかからず、親も元気な今は、自分の為に時間とお金を使える最後のチャンスなのかもしれない」
と、少々大げさですが、そう思いました。
そして「私がやりたいことは何だろう?」と冷静に考えた時頭に浮かんだのは、やはり「ことばを教える仕事」だったのです。